3安打7打点1HR、新加入の下川床の大活躍でヤンキースに新風吹く

20150207_BITE vs 和田町ヤンキース

BITE  vs  和田町ヤンキース (1-10)

2015年2月7日 多摩川緑地野球場

担当:渡辺陽  撮影:清水宏美

1 2 3 4 5
B 0 0 1 0 0 1
3 5 0 2 10

 

広い広い多摩川緑地の河川敷に一面雲が覆いがかって、太陽の存在は感じるもののすぐに雲に隠れてしまう様な天気。雪の影響で中止になった先週にめげずに組まれた同対戦カード。
待ち望まれたBITEvs和田町ヤンキースの試合が行われました。

1回から新加入の5番下川床選手の大きな2ランHRもあって3点先制のヤンキース。その後も一切流れを渡さず、守備でも2回のピンチをダブルプレーでしのぎます。
『久々に自分でも納得いく勝ち方だった』とクールな受け応えにも喜びが伝わってくる本郷監督のコメント。
下川床選手の3安打7打点の活躍もあり大量得点に守られたヤンキースが新年の初戦を嬉しい勝利で飾りました。
一方BITEは安打で出塁し、毎回チャンスを作るも得点に結びつかず、迎えた3回。5番畑田選手のタイムリーヒットで1点を還します。しかし序盤の大量失点が響き、5回で9点差。コールドの壁を打ち崩せずに負けを喫しました。負けはしましたがヒットが多く出ていたので次の試合に期待したいと思います。

〈華々しい活躍の正体は考え抜かれたプレーと信念〉ヤンキース
度肝をぬいたのが、この試合がG-LEAGUEデビューとなった5番下川床(しもかわとこ)選手。
まず1回の2ランHR。打ったボールはインコース高めの真っ直ぐ。
『いい感触でした』と5球目をレフトへ放ち、打球の延びが抜群でした。打った後のフォームは、ボールの大きな弾道につられる様にバットが空高く上がり、体全体でボールを見送っている様なダイナミックなものっ!2打席目は二塁打、3打席目は単打。次の打席があればサイクルヒット達成も予感させる大車輪の活躍。
高校まで捕手だったという下川床選手、配球がずっと頭にあるといいます。打席についてのインタビューでの詳細な答えからもわかる様に、一球一球が考え抜かれそれを体でうまく表現できる素晴らしい選手だと思いました。
また、最終回には投手でも登板し速球にも魅力を感じましたが、
『先輩捕手にも首をふるようにしている』とのコメントから、下川床選手のプレーに対する信念とこだわりには更なる魅力を感じました。

〈代走の役割キッチリ〉ヤンキース
今回、注目したのは4回の攻撃で2番本郷選手に代わって代走した本多選手です。BITEの先発投手が緊急降板で、代わった2番手投手の心理を盗塁で揺さぶり二盗、三盗を決めました。そしてヒットで還り代走として見事な活躍でした。

〈ポジティブなプレーでチームを牽引〉BITE
試合前に人数ギリギリという事で、不安そうだった柿崎選手。ゲームが始まるとそんな不安を感じさせないプレー。声が出ていて捕手というポジションからチームを引っ張ります。2回で8点差の集中力が切れてしまう状況。そんな中でも気合い充分にバッターボックスに向かう姿に魅力を感じました。そしてその結果、四球で出塁しその後の得点に繋げていました。
途中、先発大杉投手のアクシデントで急遽登板となった3回のマウンド。
『(自分が登板することに)心配だった』と言っていましたが、ここでも見た目には気合充分。三者凡退に抑えました。しかし次の4回のピンチの場面。『アップアップだった』と本人。だからこそ声を出して不安な気持ちを吹き飛ばし、ポジティブに考えてプレーする晴らしい選手だと思いました。

〈冷静沈着 安定のセンター〉BITE
外野ってなかなか注目を浴びる事が難しいですが、そんな中、存在感を発揮しているのが伊藤選手。4回のピンチにセンターへ大きな当たりが2つ。派手なプレーではありませんでしたが、投手を救う大きなものでした。11/8のG-LEAGUEでも犠牲フライをホームでアウトにする矢のような送球でピッチャーを助ける好プレーがあり、やっぱりセンターには伊藤選手が必要だなと改めて思いました。

 

試合後インタビュー

和田町ヤンキース 下川床 さん(渡辺陽より)

◆特大の2ランホームランと3打席3安打7打点の大活躍

Q.今日は、初回に特大の2ランホームランと3打席3安打7打点の見事な活躍でした。
まず1打席目、文句なしのホームランでしたが打った瞬間はいかがでしたか?
A.インコース高めの真っ直ぐを打ったんですけど、いい感触でした。
Q.狙い球とかありましたか?
A.初球からどんなボールが来ても打とうと思ってたんですけど、3-1で四球は気にせずに行こうと思ってたんでストレートが来てタイミングが合いました。
Q.2打席、3打席目もクリーンヒットで見事なバッティングでしたが?
A.2打席目は追い込まれて変化球をファールにして、ストレートが来ると思ってたんですけど、変化球が来てうまくついていきました。
Q.そうですよね?変化球でもうまくタイミング合わせてましたよね?
A.いや、タイミング自体はそんな合ってなかったんですけど、うまく下半身が残ってついていけたと思います。
Q.3打席目はいかがでしたか?
A.追い込まれてはなかったので、狙い球を絞ってうまくジャストミートできました。
Q.大量の打点を稼がれましたが、いつものバッティングができたと言ってもいいのでしょうか?
A.そうですね。いつものバッティングができてあんまり大きいのは狙わずにいったんですけど、うまく強い打球を打ってホームランになりました。
Q.最終回は投手としても登板されましたがいかがでしたか?
A.久しぶりに投げたんでそんなに良くはなかったんですけど、力抜いてとりあえず力まない様に投げました。
Q.いつも試合をするにあたって心がけてる事はありますか?
A.ピッチャーやる時は、試合を壊さない事で、周りの守備に助けてもらいながら打たせて取る。バッティングはチームバッティングができるように心がけてます。
Q.捕手出身との事ですが、頭の中で配球を考えながら投げるんですか?
A.配球はずっと頭にあります。先輩キャッチャーなんですけど、ちゃんと首はふるようにしてます。
Q.そうなんですね(笑)今日も首ふりましたか?
A.はい、何回か(笑)でも結構、意思疎通できてたんで、そんなに多くはなかったです。
Q.下川床選手、かなりの野球センスですが、目標にしてる選手はいますか?
A.好きな選手は…(Japan監督の)小久保選手がちっちゃい時から好きでした。
Q.どんなところが魅力ですか?
A.打ち方とか人柄もですけど、球場に見に行った時にホームランボールを取ってベンチ裏に持って行ったら、小久保選手がサインをしてくれてそこから憧れの選手になりました。
Q.かなり、すごいエピソードですねっ(驚)
Q.今日、G-LEAGUE初出場で鮮烈なデビューとなりましたが、次回に向けての意気込みをお願いします。
A.次も力まずにまたチームの為になるようにしっかり頑張って行きたいです。

和田町ヤンキース 本郷友洋 さん(渡辺陽より)

Q.新年初勝利おめでとうございます。
まず、今日の試合を振り返っていかがでしたか?
A.初回のピンチ(一死一、二塁)を切り抜けられた事と、1回にいい形で先制点が取れた事がその後のリズムに繋がったと思います。
Q.良かった点は何ですか?
A.初戦だったのでそんなに得点はできないとふんでたんですけど、下川床のプレーもそうですけど、周りもなんとか塁に出ようとしてヒットも多く出てたところだと思います。。
Q.本日のヒーローの下川床選手について?
A.今季からチームに加わって、僕も期待している選手の一人なのでこれからもっと活躍してくれると思います。
Q.サインプレーがありましたけど?
A.去年の終わりぐらいからサインプレーにも取り組んでるんですけど、もうワンランク上のチームにも勝てるようにしています。
Q.ヤンキースさんはG-LEAGUEで多く試合をして頂いてますが、ここまで試合をしてきて良くなった事とか、成長してきた事とかありますか?
A.サインプレーを意識してする様になってからはより多くの得点をする事ができるようになってると思います。
ただ、守備面は細かいミスがちょくちょく出てきてしまうところは注意していきたいと思います。
Q.2回の守りではダブルプレー(5C-3)が出て、好プレーと思いましたが?まだまだですか?
A.去年は二死ランナーなしからエラーしてランナー還したりとかのプレーが多く目立ってたので、そういった油断の生まれる様な場面でも気を抜かずしていければなと思います。
Q.試合の途中で『今日は和田町らしくない』といううれしい悲鳴(?)がベンチから飛んでましたが?
A.いつも危なっかしい試合をするのがうちの良さでもあり悪さでもあるんですけど、貧打で苦しむところを大差の試合になったところがうちらしくないってとこだと思います。
Q.ムードも良かったですね?
A.雰囲気はいつもいいんです。
Q.今日は、力を出しきれましたか?
A.う〜ん…久々に自分でも納得できる勝ち方だったと思います。
Q.新年初勝利で飾りました。これからどのように勝ち進めていきますか?
A.バッティングはこの調子で落とさない事と、僅差の試合を負けない様に。後は2nd、3rdシーズンに成し遂げられなかった優勝というのをテーマにやっていきたいなと思っています。

BITE 柿崎誠人 さん (渡辺陽より)

Q.お疲れ様でした。まず、試合を振り返っていかがでしたか?
A.圧倒的な力の差で負けたという風に実感しています。
Q.9人ギリギリのメンバーとの事で、試合前は不安そうでしたが?
A.エースも4番もいなくて、人数ギリギリだったので結果もこんなもんかなと思ってました。でも、打てないチームだったのが少しずつ感じが良くなってきたので、それは良かったと自分では思ってます。
Q.今日、良かった選手はいますか?
A.普段打ってない畑田と大塚が(打って塁に)出たので良かったと思います。逆に普段打ってる人が打てなかったので、そういう人が打てないと勝てないかなと思います。
Q.先発の大杉投手に関して、捕手として受けられてましたがいかがでしたか?
A.感じは良かったんですけど、途中で足がつったんで(2回裏の途中)体調管理の面が良くなかった。それで私が緊急で投げました。イニングの途中で交代するのはあんまり好きではないので2回は投げてもらって3回からの登板って事になりました。
Q.という事は、予定はしてない継投だったんですか?
A.はい。僕の初登板でした。心配の一言ですね(笑)
Q.ボールも早く、3回裏を三者凡退に抑えててナイスピッチングでいい流れでしたが、4回にエラーからピンチの場面がありましたが?
A.自分のスタミナ切れもありますけど、アップアップでした。それでも声を出して気持ちをラクにポジティブに投げようと心がけました。
Q.その4回、センターへ大きな当たりが2本飛んでましたが、伊藤(圭)選手の安定した守備で見事に処理されてましたよね?
A.打たれた瞬間やばいって思ったんですけど、振り返ったら彼がいたので、本当に彼のポジショニングのお陰でした(笑)
Q.攻撃では2回に無死で大杉、平本選手が2連打でチャンスメイク。何か作戦はありましたか?
A.走れるチームなので、相手の守備を見てエンドランで揺さぶって行こうと思いました。結果、成功したんですけど3人目の打者の攻撃リズムを掴めず(サインを出してる方との呼吸が合わず)その後が繋がらなかったかなと思います。
Q.私、個人として印象深かったのが、3回の柿崎選手の打席で、二死でしたが二塁に走者がいてのチャンス。とても気合いが入ってバッターボックスに臨んでた様に見えたのですが?
A.この展開だったので1本打ちたい気持ちはあったんですけど、空回りしてしまいました。
Q.でも、結果四球を選んで出塁。そしてその後の畑田選手のタイムリーヒットに繫がったいいプレーだったと思います。

負けてはしまいましたが、いい場面もありました。次に向けての意気込み、課題などはありますか?
A.強いチームとやった事がなかったので、初めてそういうチームとやったら力の差が出てしまった。個人練習も込みでチーム全体のレベルアップが必要かなと思います。そしてもっと色んなチームと戦っていきたいと思います。

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