
武蔵野サイドウォーカーズ vs 原宿フェロース (9-11)
2014年5月31日 川崎大師球場
担当:吉田将来 撮影:蒔苗比呂志
5月とは思えない熱気に包まれた川崎大師球場での一戦。両チーム合わせて23安打が飛び交った打撃戦の軍配は、初回から主導権を握った原宿フェロースにあがった。
原宿フェロース先発猿井投手は、初回の武蔵野サイドウォーカーズを打たせて捕るピッチングで三者凡退に抑える。その裏、原宿フェロースは守りのいい流れそのままに、1番湯山選手がレフトーオーバーの先頭打者ホームラン。続く2番常川選手がライトへのツーベースで続き、そこからヒット3本と相手のミスに乗じて4点を先制する。対する武蔵野サイドウォーカーズも2回表にすぐさま反撃開始。1死3塁のチャンスを作ると、6番楠井選手・7番並木選手の連続タイムリーで2点を返す。 4-2とリードを2点に縮められた原宿フェロース。2回裏、前の打席にホームランの1番湯山が左中間へスリーベースを放ち出塁すると、デッドボールでチャンスを二、三塁に広げる。このチャンスに、4番朝倉選手のショートゴロの間に1点。そして、続く5番高桑選手の打球が幸運にも野手の間へと落ちると、原宿フェロースの打線が爆発。松村選手・猿井選手・湯山選手の3本のタイムリーを含め、7安打7得点。リードを一気に広げ、ワンサイドゲームになるかと思われた。
しかし、試合の後半武蔵野サイドウォーカーズが粘りを見せる。3回には3番吉邑選手がセンター前への技ありのタイムりー、4回は並木選手と途中出場の副島選手の2本のレフトへのタイムリーツーベースでビハインドを徐々に縮めていく。武蔵野サイドウォーカーズは守りの方でも、4回から登板した中村投手のピッチングを中心に無得点に抑え、11-5で試合は最終回を迎える。武蔵野サイドウォーカーズは最終回も反撃の手を緩めず、4番兼光選手のツーベースからチャンスを掴み、相手のミスと並木選手・レクァン選手のタイムリーで4点をあげ、11-9とついに2点差まで迫る。しかし、最後は原宿フェロース先発が猿井投手が粘りを見せ、最後の打者を打ち取り、ゲームセットとなった。
試合後インタビュー
原宿フェロース 湯山 さん (吉田将来より)
−本塁打・三塁打・二塁打と3安打3打点とサイクルヒットに迫る活躍。打撃好調の要因は?
今日はキャッチャーをやっていて、ピッチャーのテンポがすごく良かったので、一番最初の打席に、テンポよく入ることができて、そのリズムが次の打席、次の打席につながったと思います。
−普段打席で心がけていることは?
リラックスすることです。
−次戦へ向けて一言!
(単打が足りずサイクルヒットを逃してしまったので、)次戦は単打を狙います。
監督として– −
勝利の要因は? ピッチャーのテンポの良さです。
−今日チームは11得点。打撃の好調の要因は?
先々週会社の大会で優勝してきて、明るい気分のまま打席に入れたからだと思います。
−次戦へ向けて一言!
次戦はもう少し失点をなくしていきたいです。
武蔵野サイドウォーカーズ 楠井秀隆 さん (吉田将来より)
−今日の試合を分けたポイントは?
相手ピッチャーの立ち上がりを攻めれませんでした。相手ピッチャーがストライクを中心に打たせてとる攻めをしてたところを、こちらが好球必打ができなかったところが敗因の一つだと思います。−次戦へ向けて一言!
上位打線が相手の投手の特徴を伝えて、下位打線で得点シーンを作りたい。
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