
芝中おーたず vs スパイダース(1-5)
2014年4月27日 外濠公園総合グランド野球場
担当:中前 信
この対戦カードはG-LEAGUEでは2戦目。前回敗れてしまった芝中おーたずにとってはリベンジをかけた試合となった。
初回、芝中おーたず2番打者村上選手に右中間へ目の覚めるようなライナー性の打球が飛び出し出塁、続いて3番森選手も左中間を抜く当たりを放つ。しかしツーベースになると見えたこの打球が浅い外野フェンスに阻まれ返球が早く、1塁ランナーが3塁でタッチアウト。先制はならなかった。
その裏、芝中おーたず先発の吉田選手は好投を見せ、スパイダース打線を詰まらせるが、守備のミスが重なり得点を許してしまう。続く2回裏にもフォアボールやエラーなどで満塁のピンチを招いてしまうが、ミスをした選手に励ましの言葉を掛け合う意識が実ったか、続く打者をしっかりと打ち取り追加点は許さなかった。
追撃の機会が訪れたのは6回表、守備から出場した正木選手が2ストライクを奪われながらもボール球をしっかり見極め出塁すると、森選手にチーム初のタイムリーが飛び出し1点を返す。しかしスパイダースのエース植竹選手がピンチに動じないピッチングを続け後続を打ち取り、反撃を抑える。7回は代わって登板した高橋投手が0点に抑えゲームセット、結果的にスパイダースが初回のリードをきっちり守り切る展開となった。
試合後インタビュー
スパイダース 植竹尚貴 さん (中前信より)
(6回1失点の好投、打っては3安打の活躍)
投げていたときの調子は
「ストレートが良く伸びていたので、ストレートで押していこうと思っていたが、キャッチャーの東のリードに任せていた。」
打席でも結果を残すことができた感想は
「最近調子が悪かったので。(クリーンヒットばかりでは無かったが)3安打という記録が出たことで、これから調子を上げていけたら良い。」
スパイダース 竹淵大樹さん (中前信より)
試合を振り返って
「相手のミスにつけ込む野球が出来たかなと思う。チーム特有の相手のミスを逃さずどんどん点を取る意識が出て、良いなと思った。」MVPの植竹さんの他に輝いていた選手は
「2人居る。一人はキャッチャーの東。特に低めのボールをしっかり取れるというキャッチャーの一番大事な仕事をこなせていたのでピッチャーも思いきり投げられたのでは。もう一人はファーストの酒井。一番声を出してチームの雰囲気を良くしてくれていた。」
芝中おーたず 安田優作さん(中前信より)
試合を振り返って
「初回の自分から始まったミスがみんなに連鎖してしまい、一つのエラーが後々響いてしまった。終盤はしのげていたので入り方がいかに大事かということを感じた。」次に向けての抱負は
「初回から締めて、守備のミスがなければ点は入らないので、守備の練習をしていきたい。」
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